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12.20
Fri
IMGP3569.png

底深い海のような夜だった
烏羽色の暗闇を素肌に纏う
冷たく美しい猫が来た




「うつくしい」という言葉の綴りについて、
「美しい」の他に「愛しい」という綴りもあることを最近知ってうひょっとなりました。
タイトルはわざと送り仮名変えてます。仕様です。

そして当ブログにお越し下さいましてありがとうございます!はじめまして〜!
ちゃんとした記事で一番古いのがおそらくこれだと思うので、最初くらいはきちんとご挨拶させてくださいね。
初っ端シャツはだけさせてる上の彼ですが、2013年10月20日に開催されたDollismPlusTokyo2013にて
ご縁を結ぶことができたCROBIDOLL社のLanceくんです。

当ブログでは私の趣味嗜好垂れ流しになると思いますので、
やたら暗かったりお色気に走ってたり暗かったりえろかったりとあんまり健全じゃない写真も載せる予定です。
踏み絵的なアレですけど、とりあえず上の画像見て引かれた方はそっとブラウザバックして頂けると幸いです…。
また、いわゆるキャラドール的な扱いが苦手な方も回れ右して頂いた方が安全かもしれないです。

上のLanceの紹介は折り畳みますね。初っ端からじめっとした内容になると思います。
一番最初の記事なのに閲覧者様をこちらが選ぶという思いやりのないブログですみませんorz
真面目で重たい話もお付き合い頂ける余裕のある方のみどうぞ…!すごく……長いです…。






1.png

雨塚 -Amatsuka-
CROBIDOLL Lance Soft White -face up-


お披露目したばかりでこれを言うのは心苦しいんですが、後に引き延ばしても仕方がないので言ってしまいます。
彼は将来、名前もメイクも変わります。
長くなってしまうんですが、理由をお話ししたいので、暇つぶしにでも読んでやってください。


海を越えてはるばるやってきた彼にはモデルがいます。
創作キャラクターの「雨塚琉希」「雨塚絽希」という、一卵性の双子です。
8年ほど前から創作キャラクターを作るようになって、雨塚兄弟もその頃生まれました。


3.png

私は雨塚兄弟を、私という作者から独立した、個人として見ています。恋にも愛にも似た感情を抱き続けています。
それでも彼らは所詮二次元です。現実には存在しません。それがずっと苦痛でした。
雨塚兄弟に干渉することができないもどかしさ、触れられない寂しさに何年も打ち拉がれ続けていました。
ここらへんは二次元に恋したことがある人なら分かってもらえると思います。

そんな時に出会ったのが、CROBIDOLLのLanceです。
私の想像しうる中で、雨塚という理想に一番近いのが彼でした。
2012年の9月に彼を知った時、最初は雨塚に似てると思いつつも
「雨塚より黒執事のアロイスのがそれっぽいわ」とか思ってました(アロイス好き)。
そう思いながらも気にせずにはいられず、時折公式に赴き、様々なLanceオーナーさんのブログをこっそり覗き込み
そうしながらLanceにいつも雨塚の面影を探していました。
近づいたり離れたりしながらも、Lanceは少しずつ雨塚に重なっていきました。

様々な経緯がありつつも、ドリズム開催一週間前、Lanceを雨塚として迎え入れる決意をしました。
その過程で、敬愛しているドールオーナーさんに勢いだけで物凄く厚かましくフェイスアップに関するお願いをし、
快諾頂けたのみならずたくさん優しい気遣いをして頂いて感動して涙目になり、
友人をメイク案作成に付き合わせ、うまく雨塚にならずに一人めそめそしつつも友人に励まされながら案を練り続け、
友人にアドバイスを貰いながらどうにかオーダーを完成させました。
それでも私の中の理想の雨塚にはなってくれなくてやっぱりめそめそしました。


11.png

ドリズム当日はひどい豪雨でしたが無事にセルフセレクションを終え、めそめそしながらメイクオーダーも終え、あとは待つだけ。
名前はどうしようかなあ、先に来る子は琉希かなあ、などと考えている時に気付きました。
気付いたというか、向き合わざるをえなくなってしまったんです。
フェイスアップにばかり意識が行って目を逸らしていたけれど、そこには根本的な矛盾がありました。

最初にも言った通り雨塚兄弟は「双子」なんです。
互いが互いの複製のように、見た目も声も仕草も性格もまったく同じ双子です。
そして雨塚兄弟は片割れにひどく依存しています。片割れの存在なくしては彼らは生きられません。
片割れがいて初めて、雨塚兄弟はその存在が成り立ちます。
でも私が迎えたLanceは「一人」でした。

「お金ないしまずは一人で、片割れは後から迎えにいけばいいか〜」などとその時までは考えていたのですが、それは馬鹿なことなんです。
私は雨塚兄弟を求めていましたが、雨塚兄弟は一人では成り立ちません。一人だけいてもそれは雨塚兄弟ではないのです。
私が馬鹿なんですが、白状すると雨塚兄弟は未だに造形があやふやで、「こういう存在だ」と確定できません。
そのために私の中で雨塚がどう存在しているのかも確定できずにいるので、よくこういう矛盾に苦しみます。

雨塚兄弟ではない誰かとして迎えようとも思いました。
でも、私は雨塚兄弟を求めてLanceを迎え、雨塚兄弟を求めてフェイスアップオーダーを出しました。
雨塚兄弟以外の存在として来たLanceは絶対に愛することができません。
だからこそ、私の元に来るLanceは雨塚兄弟でなければなりませんでした。
でも一人で存在する雨塚は、雨塚兄弟ではありません。
雨塚兄弟の面影を持ちながら、雨塚兄弟でありながら、彼らではないのです。
その矛盾に対する唯一の解決策として出したのが、最初に言った通り「いつか名前とメイクを変える」という手段でした。

私の元にいるこの雨塚は、片割れが来るまでの間「雨塚琉希」と「雨塚絽希」どちらの要素も持ちながら、
そのどちらでもない存在としていてもらっています。
琉希であり絽希、そして琉希でもなければ絽希でもない。現在はその状態です。
一卵性の双子は、元は一人の人間でした。今の雨塚は、二つに分かれる前の卵子のようなものです。
そういった意味で、琉希と絽希のルーツである「雨塚」という名字を、名前として彼に捧げています。
私は普段琉希と絽希を区別せずひとまとめに雨塚と呼んでいるので、そこらへんの意図もあります。

次のドリズムで再びセルフセレクションがあれば、その時に片割れを迎えます。
同時に雨塚にはCROBIさんのところへ一度里帰りしてもらって、片割れと同じメイクを施してもらおうと思います。
そして、今度は片割れと一緒に「琉希」と「絽希」として帰ってきてもらう予定です。
でもこれCROBIさんに確認してオッケー貰わないと実行できるか分からないですし、
リメイクアップサービスについても全然知らないので、あくまで予定なんですけども。
そもそもドリズムがあってCROBIさんが参加してセルフセレクションがあって、
白肌Lanceが受注できないといけないんですけども…。
叶うといいなあ、と思います。

雨塚兄弟として見る雨塚に対する葛藤の他にも、Lanceとして見る雨塚に対する葛藤もありました。
上記を読んでもらうと大体察しがつくと思うのですが、私は雨塚を迎える上でLanceをあくまで雨塚にする素体として捉え、
私の中の「雨塚兄弟」という理想のフィルターを通して雨塚を見ていました(キャラドール発言はこれが理由です)。
私の理想にそぐわない姿、Lanceという要素を含めたありのままの姿をまるごと愛してあげられる余裕を持てないことが申し訳なかった。

雨塚を抜きにしてもLanceは大好きなドールです。
好きだからこそ素体として選んだんですが、それでも素体扱いにしちゃうことが申し訳ないです。
うちに来てはじめて顔を見て、その個性を認めて、そして名前を考えてあげる。
いろんなオーナーさんがドールと共に歩んだその過程にずっと憧れながらも、雨塚にはそれを叶えてやれません。
それがずっと申し訳なかったです。


10.png

それでもLanceはすごかった。彼、私が思う以上に雨塚を理解してた。私が思うよりずっと雨塚だった。
まず到着する前の時点で既に雨塚でした。
他のセルフセレクション組はみんなオーナーさんに発送連絡が来てたのに、私のところには来ませんでした。
これ、当初は何かあったのかとどんよりしてたんですが、今となってみるとすごく雨塚でした。
だって雨塚は事前に連絡なんて入れない子だから。お伺いなんて立てない。突然来た。なにこれ超雨塚ってびびりました。
そして到着した日付がまさかの12月12日。日付が双子や!!!!!
しかも次の日の12月13日は双子が物凄く執着してる人の誕生日だったりもします。もう雨塚でしかなかった。
そんでもってCROBIさんのオーナー証明書に書かれてる到着日は12月5日でした。一週間も焦らされてた。
雨塚は個人的に焦らし上手というかものすごく焦らしてくる子達だと思ってるので、
本当に焦らされてたと知った時には手が震えてうまくキーボード打てませんでした。
ここまでの傍若無人な振る舞いがもうどこまでも雨塚で…(笑)

肝心のお顔なんですが、最初見た時は「えっ…」て思いました。
「雨塚じゃない!」と思うほどではなかったんですが、「雨塚……だよね…?」って感じの子でした。
私のイメージする雨塚は人を冷たく一瞥しては嘲笑う攻撃的で歪んだ性格なので、
もっと目つきがきつい子を想像してたんですが、思ったよりも優しげというか儚い感じの子が来たなと思いました。
でも、「雨塚兄弟」としてはイメージがずれてますが、「雨塚」として考えるなら正しいんです。
片割れがいない雨塚は魂が半分ないのと同じなので、心ここにあらずな現状こそが雨塚だったんです。
「雨塚だよね…?」ってなるくらいがちょうど良かったんです。

しかも私が戸惑ってるのに雨塚は物凄く堂々とそこにいました。「何か文句あるの?」とでも言いたげに私を見てくれました。
私が視線を合わせると雨塚は冷たく鋭く私を見据えますが、その横顔をふと見た時にはどこか寂しげに見えます。
その表情の変化が本当に雨塚らしくて、一緒に時間を過ごせば過ごすほど雨塚が雨塚らしくなっていくことに感動しました。
顔だけで判断すれば、うちの雨塚よりも理想の雨塚兄弟に近い顔立ちのLanceくんはいました。
雨塚のメイクには納得してないところも多いです(CROBIさんのメイクは完璧でした。私のオーダーが問題だった)。
でも、こうして私のもとに来て、一緒に時間を過ごしている雨塚は、不思議と雨塚兄弟の元になる子だと思っています。
Lanceへの敬意も込めて、雨塚が琉希と絽希になった時は、そのスペルの頭文字にはLanceの「L」を使うつもりです。



いろんな葛藤がありました。後悔もたくさんしました。
雨塚を待っている日々は、楽しみよりも不安の方がずっと大きかった気さえします。
それでもいざやってきた雨塚は、私の葛藤なんてまるで気にしないんです。
「そんなのはあんたの都合でしょ」と、あくまで自分のやりたいように振る舞い、私の戸惑いなどおかまいなしです。
それこそが紛れもない雨塚なんです。私のところにやってきたのは、確かに雨塚でした。
私の理想を飛び越えた先で、私を鋭く睨む彼が、時折ふと瞳に力が抜ける彼が、愛おしくてたまらないです。

あと、本家の雨塚兄弟とドールの雨塚兄弟は、そもそも人間とドールという根本的な違いがあるので、
けして雨塚兄弟本人にはならないとは思ってます。クローンに近い存在なんじゃないかなと。
それについてもまだ葛藤があるんですが、とりあえずドールとして生きていく以上、
その過程で本家の雨塚兄弟とは違う生き方をしていくことについては肯定的というか、むしろそれでいいと思っています。
雨塚を雨塚たらしめるために過去は絶対に変わってはいけませんが、その先はどう変わっていこうと雨塚は雨塚です。

元になった雨塚兄弟は人を選ぶ子なんじゃないかなあと思います。
ドールの雨塚も多少の差はあれどその性格がベースになっておりますので、
不愉快な思いをさせてしまうこともいつか必ずあるかと思います。お先に謝っておきます…!
それでもいいよ!と思ってくださる方は、これから雨塚をどうぞよろしくお願いします。
モデルになった雨塚兄弟の現状の性格をまとめたものがあるので、もし良かったらお目通し下さいー!
こちらです→(琉希/絽希


意識飛びそうになるほど長いのに要領を得ない内容になってしまいましたが、ここまで読んで下さって本当にありがとうございます!
とりあえず私は今とてもとても幸せです。ぐへへ…。
お迎えレポ含むフェイスアップオーダーについての感想的なまとめもそのうち記事にしたいなと思ってます!


2.png

改めまして、CROBIDOLLさんからやってきたLance「雨塚」を、どうぞよろしくお願いいたします!


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| 2013.12.20 23:53 | 編集
わああ5様こんばんはー!!
大変申し訳ございません折角頂いたコメントに新年明けてから気付きました…!(ブログのコメント機能を忘れていた大馬鹿者ですorz)
明けましておめでとうございます!新年早々スライディング土下座から始まるお付き合いですが、本年もどうか何卒よろしくお願いいたします…!

ブログに遊びにきて下さっただけでなく双子の備考についても読了して頂けたことに感動を禁じえません…!
好みというものがある以上雨塚を受け入れられない人も必ずいるだろうなとは思いつつ、いざそういう方に出会うと結構へこんでいましたので
私がお慕いしているぶん5様に受け入れて頂けて本当に嬉しいです…!そして安心しました…ほんとに…(笑)

そして貴重なお時間を割いて雨塚兄弟について考えて頂けたことが何よりも嬉しいです。
生と死や美しさと醜さ、妖艶さと潔癖さ、軽薄さと繊細さなど、両極にある要素を併せ持つ複雑なキャラクター造形をしているために
ちょっとしたことですぐに矛盾が起きてしまうので、私以外の方に雨塚兄弟という存在に納得して頂けるとすごくご褒美を貰った気分になります…!

白状するとブログの写真は奇跡的に上手く撮れた写真を素知らぬ顔で載せておりましたので、狙って撮れるように精進していきたいです…(笑)
ライについても雨塚の片割れと同じくらいの優先度でお迎えしたい子なので、お迎え決定した際にはぜひ!ご挨拶させてください〜!
ライに興味を持って頂けて嬉しいです…!

相変わらずまとめ下手な文章で申し訳ありません…orz
私の方も今年も全力で5様とご家族皆様をリスペクトして参ります!
コメント頂き本当にありがとうございました!ぜひぜひまた遊びにきてやってください〜!
鳴海@ねこたろ | 2014.01.02 04:40 | 編集
初めまして!ブログの訪問者リストより辿って参りました。
雨塚さん、とてもとても魅力的なお姿をなさっていますね。
そして鳴海さんの雨塚さんへの愛も、拝読してとっても素敵!と思いました。
私自身も、ある意味では似たような経験をしているので、創作キャラの雨塚さんに対する鳴海さんの思いは痛いほど共感できます。ドールのその子の、その子としての個性を認めてあげてそこからさらに……ではなく、最初から全然違う子としてみてしまう罪悪感も経験したことがあって、「そうですよね~!><」と思いながら拝読しました。

雨塚さん、いつかきちんと双子さんとしてもう一度鳴海さんの前に現れてくださいますように、陰ながら応援しております。
Lanceさんも、きっと鳴海さんが全力で雨塚さんを思って追い続けるお姿を感じて、満足していらっしゃるのだと思います。だからこそ、全てを投げ出して雨塚さんになってくれたんじゃないかと……え、偉そうに申し訳ありません。

鳴海さんにも、雨塚さんにも、皆さんに幸せが舞い降りますように。
月城まりあ | 2014.01.06 00:05 | 編集
月城様初めまして!遊びにきて下さって嬉しいです〜!
fc2には訪問者リストなるものがあったんですね…うっかりストーカーできませんねこれ…(笑)

とても暖かいお言葉をありがとうございます…!共感して頂けて嬉しいです〜!
何かを作る人や表現する人は皆何かしらエゴを抱えていると思っているので、
自己中心的な自分を開き直れたらいいんですが、たぶん永遠に苦悩するんだろうなあと…(笑)
ここらへんはもう、創作をする者ならではの葛藤なんでしょうね。

そして「全てを投げ出して雨塚になってくれた」という言葉に泣きそうになってしまいました…。
本当にそうであってほしいです。すごく嬉しいことですよね…!
私の愛し方はきっとかなり自己中心的というか自己満足だと思うんですが、
私のための愛し方の中に、少しでも雨塚というLanceを満たせるものがあればいいなあ、と思います。

ちなみに『夏の温度』拝読させて頂きました!(こんな所で申し訳ありませんorz)
ドールと人間という生き方の違う存在同士の触れ合いや苦悩ってとても好きです…!
穏やかな空気の中に道を分かつ人々の寂しさが滲んでいて、拝読した後少し考え込んでしまいました。
自分自身ドールオーナーという共通点があるぶん耽ってしまうテーマです。
そして文章表現が出来る方はほんっとに憧れです…!言葉の選び方などこっそり参考にさせてくださいね…!

優しいコメントを本当にありがとうございました!
お返事が長くなってしまって申し訳ありませんorz
もしよろしければ、お暇な時にでもまた覗いてやってください〜!
鳴海@ねこたろ | 2014.01.06 08:19 | 編集
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